自分の心の性別に違和感を覚えた話&性転換について考えてた話

どこから話すべきか悩みましたが、少なくとも覚えているのは小学生の頃からで「将来的に性転換した方がいいのかな」と思うようになり、中学生の時は性転換するべきかどうかでずっと悩んでいました。

ただ性転換という概念や情報をどこで得たのか全く記憶に無いんですよね。にも関わらず性転換したいと思う辺り、私は一体どこで知識を得たのか……。

 

よくある話として「同性を好きになったが、どうもそれはおかしいらしい」という話がありますが、私の場合誰かを好きになる前に自分の性別に違和感を覚え、その後に同級生の女の子を好きになったので「自分を男だと思うのは違和感がある」「でも女の子を好きになっている」「女の子を好きになっているからやっぱり自分は男なのかな……でもあまり男だとは思いたくない」という当時の幼い身としてはそれだけで矛盾を覚えて頭を抱えていました。

今なら「(結果的に)パンセクなんだから別に性別関係なく人を好きになってもいいし、MtFの方でも女性を好きになる話はよく聞くから珍しい事じゃないよ」と子供の頃に教えたかったですね。

この程度の話でも子供の頃の私は少し楽になれたと思います。

 

正直な話、小学生の頃から思い始め成人するまで性転換するかどうかをずっと悩んだものの一度は諦めたんですよね。

理由としては「顔は男過ぎるし体の骨格があまりにもゴツすぎるから」という理由。多分これももしかしたらよくある話なのかもしれないですね。

 

しかし、女性ホルモンを始めてから「玉を取りたいな」から始まり、最初は玉を取るだけでいいかなと思っていましたが今では性転換したいなと再び思うようになってきました。

30歳からの服用というMtF(X)的にも遅いスタートなのであまり変化はないんだろうなと思っていましたが、思いのほか効果が出てきて顔は女性的に近づき、骨格は変わらないものの肉付きが変わったのでこれもまた女性的になってきているので、ここまでこれるなら移行したいなと思うようになりました。

性転換したい理由は色々とあるのですが、一番の理由としては「今死んだら男として死ぬ事になるし、そう考えたら性転換して女として終わらせたい」と思うようになったからです。

ちなみに二番目の理由は「お嫁さんになりたいし、子供の頃から憧れていたウェディングドレスを着てみたい」という我ながら乙女な部分が出ているなと感じる理由。

 

どちらもSRSをして戸籍も変更された方が話された事を聞いて、前者の理由を人から聞いた時は「た、確かに現状のまま終われば男扱いだし、男扱いで終わるの嫌だわ」と思い、後者は「そうか、好きな人と愛し愛せる関係ならお嫁さんという方法もあるのか。それはとても素敵な関係だと思うし憧れるな。ウェディングドレスも着てみたいしね」と思った。

 

ただ現実問題として近場にジェンダークリニックが無いので診断すらしてもらえないし、SRSも金銭面の問題があるので壁は高いですね。

今は、いわゆるパス度を少しでも上げたりと出来る範囲の事を徐々にやっています。