髪の話

※これは個人の経験談であり、女性ホルモン剤を推奨するものではありません。

また、血栓症や肝臓病等の副作用もあるので安易に使用してはいけません。


今回は髪の毛の話です。

小さい頃は目が隠れるかどうかぐらいまでは長さがあり、後ろは首にかかるぐらいには髪があったのですが、小学3~4年生辺りから親の薦めもあってスポーツ刈り等の短髪にするようになり、高校生の頃には坊主がデフォになってました。

成人してしばらく経ったある日。一回ぐらいオールバックやってみたいな。という目的で伸ばしていたのですが、ある程度まで伸ばしてみて問題が発覚しました。

その問題というのが「髪が太い上に硬すぎてガチガチに固まるジェルでも使わないと言うこときかない」「太くて硬い毛が肌に触れると敏感肌なのでニキビが出来てしまう(油性肌なのもある)」という難点があり、前者はオールバック以外で髪のセットに困るしオールバックにするにしても時間掛かってしまうし、特に後者に関しては坊主状態でもニキビ出来やすくて悩んでいたのに髪が伸びた事により更に悪化してしまいました。

おまけに男の髪なので触り心地も悪くて「(オールバックも一応やれたし)髪が邪魔!限界!!」と思い再び坊主に戻ってしまいました。

正直な所、坊主って楽な部分が多いんですよね。髪は少量のシャンプーで洗えてドライヤーもいらないですし。

女性ホルモンを服用するまで数年間ずっと坊主~短髪を繰り返していましたが、パス度を上げる為だったりと色々な理由で女性ホルモン服用を切っ掛けに再び伸ばすようになりました。

服用して2~3ヶ月の時点で髪を触ると「おや……?」と思っていましたが、半年も伸ばせば変化は割と分かってきて男の時とは違って適度な太さとコシのある柔らかい髪になっているのを実感しました。

坊主にすると冗談抜きで太くて硬いせいか、バリカンで剃ってても「手が痒いな……」と思ったら切ったり抜けた毛が手に刺さってた。という事がある程度には剣山レベルで硬い髪が柔らかくなったので、女性ホルモンの効果というものをその時強く実感しましたね。

1年経過した今としては癖のないストレートな髪で指通りや櫛通りもよく、後頭部を撫でるのが心地良く感じる程度には女性的な髪質になったなと思います。

実際、触るのが心地良くて髪を触る癖が出来てしまいましたね。

肌質と共に髪も変化した結果、ニキビや吹き出物が滅多に出来なくなったので、安心して伸ばせるようになりました。

(毛量が増えるという話も聞きますが、元々毛量が多いタイプなのでそこら辺の変化は分からないです)

この文章を書いている今現在はボブ程度の長さですが、胸の辺りまでは伸ばしたいなと考えているのでまだあと1~2年ぐらいはかかりそうだなと思います。

それでも1年程度でもここまでの変化を感じると今後が楽しみになってきますね。