女性ホルモンを始めたら愛に飢えるようになった話

人間の三大欲求というものがあります。睡眠欲と食欲ともう一つ。

私は別にその手の話をするのは平気なんですが、ブログ上における表現となると規制的な問題もあるので、そのまま言ってもいいのか悩んだ結果、今回においては「リビドー」と書きますね(大して意味変わらないじゃないですかとか思うけど大目に見てほしい)。

私も女性ホルモンを始める前は肉体的には普通の男な訳で、当然男性ホルモンは出てくるしリビドーも出てきます。

私は自分の下半身のアレに対しては邪魔だなと思う事はあれど嫌悪感を持たないタイプなので、自分で処理をしてました。

(本当はもっとここら辺を掘り下げたいけど規制が気がかりなので割愛)

でもって女性ホルモンの効果の一つに「リビドーの減退」というものがあります。人によってはこの部分の効果を嬉しがる人もいれば、不安に感じたり嫌がる人もいます。

私は年を重ねれば重ねる程、自分のリビドーに嫌気が差してきてどうにかしたいと思っていたので個人的には嬉しい効果でした。

実際、女性ホルモンを服用すれば適度な期間でリビドーは綺麗サッパリなくなりました。

正直服用して半年の時点で「リビドーが無いって凄く楽」って思う程度には平穏な日常を送っていました。

一方で寂しくなったり、愛されたい(愛したい)という感情が徐々に出てくるようになりました。

後から知った話ですが、どうやら女性ホルモンを服用した後に似たような状態になる人は一定数居て、噂では「リビドーがそのまま愛に対する欲求に変わる」という話を聞きましたが、正直その理屈には納得できる部分があるんですよね。

女性ホルモン始める前は大人な夜の事を考えたり求める事もありましたが、女性ホルモンを服用した後ではハグだとか頭撫でられたいとかそういうバニラ的なものを強く求めるようになって、大人な夜な事に関しては全く求める気が起きなくなりましたね。

あと私に関しては元々あった乙女な考え方が更に強くなりました。

私はなんとか制御出来ているからいいですが、人によっては人生おかしくなるレベルで承認欲求やら色々な形で愛に飢えすぎておかしくなる人もいるので、やはり女性ホルモンの効果というものの良し悪しを実感しますね。

女性ホルモンに関して自分は全体的なメリットの方が強くて運良く目立った問題は起きていませんが、人によってはおかしくなる可能性もあるのでやはりこれから始めようか考えている人は慎重に検討した方がいいと思います。