女性ホルモンを始めてからたまに見る夢の話

今回は夢の話です。寝ている時に見るやつね。

なので辻褄が合わないとか展開がおかしい部分あるけど見逃してね。

普通の夢も見ますが、女性ホルモンの服用を始めてからトランスジェンダー的な夢をいくつか見たので今回は2つ書いていきますね。


その1

知らないけど知っているというデジャヴを覚える部屋に居る。部屋には顔はわからないが男の恋人が居て(何故か恋人と分かる)、私が何かしらのオシャレをしたのに彼氏は「へぇ……いいんじゃないの」的な一言で感想を済ませ、自分は「あれ……ダメだったかな……?」と肩透かしを食らい少し凹んでいる一方で、彼氏は自分のスマホの画面見て「この子可愛い。めっちゃ良い」とか抜かしたので「なんで私の事は対して褒めないくせに他の子はちゃんと褒めるのよ」とブチギレ開始。

「他の子を褒めるなとは言わないけど、まず私を褒めまくってから他の子を褒めれば『そうだね。可愛いね』って話になるわけじゃない」

「基本的には自分が納得する為のオシャレだけど、見せたい人がいるんだから褒めてもらいたいと思うのは普通じゃない?」

「99人に嫌われても1人に好かれれば良いとは言うけど、その1人におざなりな態度取られたら悲しいじゃない。ましてや久々にオシャレして褒めてくれるかなって淡い期待を抱いてただけにこの結果は寂しいよ」

「君だって必死こいて頑張った仕事を『お疲れ様です』の一言で済まされたのに他の人の仕事は『お前やるじゃないか』『あれ良かったぞ』と褒められている所見たらモヤモヤするじゃない。そういうことですよ。」

「まとめ!『最優先で恋人である私を褒めよ!全力で!!』以上!」

いい感じに啖呵を切った所で目が覚めた。


という人生で一度も見たことないタイプの夢を女性ホルモンを始めて、初めて見た内容の夢でした。なんと言いますか普段ここまで激情的になる事なんて無いんですが、余程カチンときたんだろうなと客観的に考えてしまいますね。

目醒めてすぐ「……凄いリアルな夢を見たな……」「完全に女として生きていたな……」と思いましたね。

 

その2

ふと気がつくと見知らぬ病院に居て健康診断のような事を受けている。

血液検査で引っかかった部分があると看護師に言われ何か私生活で変わった事をしているのか聞かれたので、正直に「女性ホルモンを服用していて……」と答えると医者(女医)に呼び出されて個室に入ると医者と私の二人っきりになり、何を言われるのか不安な気持ちでいたら「何故女性ホルモンを服用しているのか」という事を聞かれたので、男でいたくない等の説明をして、一通り聞いた後に「あなたは女性ホルモンなんて服用しなくていいの。無理して女にならなくてもいいの。男でいましょうね」と言われめっちゃショックを受けた所で目が覚めた。


目が覚める時「うわぁぁ!!?」って声を出しながら目覚めました。最悪の寝起きです。はっきり言って夢とはいえあまりにもトラウマ過ぎて未だに鮮明に覚えていますし、この夢の影響で現実の病院で女性ホルモンを服用している事を言うべきかどうか未だにずっと悩んでます。

トラウマですが夢で良かったです。現実の出来事だったら本当に再起不能に近いダメージを受けていたかもしれません。


今回は2つ書きましたが、どうもトランスジェンダーの方が見るこの手の夢の話における自分の状態は様々で、自分が完全に女(男)の状態になっている前提の夢もあれば、性別移行段階で不安な気持ちを抱えている状態の夢を見ることもあるらしいですね。

怒っているとはいえ最初に書いた夢は完全に女になっていたので、こういう感じの夢ならまた見たいですね。後者のような夢は二度と見たくないです。

またなにかそういう夢を見たら書こうと思います。